二世帯住宅をご検討されている方へ

調整役という立場で

2世帯住宅を建てる理由はお客様によって様々です。
 

例えば…

1.お子さま世帯が賃貸住宅に住んでいるので、家賃がもったいない。

2.将来的に両親の老後を考えて計画したい。

3.実家の建物の老朽化を機会に、2世帯でのお建て替え。

などなど。

また、その場合の家族関係も様々です。

1.ご主人様のご両親との2世帯住宅。

2.奥様のご両親との2世帯住宅。

3.兄弟・姉妹間の2世帯や、伯父・伯母様との2世帯住宅。 

このように考えていきますと、2世帯住宅を建てる際に注意しなければばらないポイントがわかってきます。
それは、家族間の関係を間取りに置き換えて、上手に調整する必要がある、という事です。

具体的には、

「このお部屋は誰が使いますか?」

「世帯間で共有されるスペースはどこになりますか?」

という事がはっきりしているかどうかです。
世帯間の意見の相違はあるはずです。
そのまま計画を進めていこうとしますと、なかなかうまくまとまらないといった結果にも陥りかねません。

しかし、地域密着の工務店は、住まいづくりのプロであるとともに、間取りから家族間の調整をお願いできるのです。例えば、なかなか相手に言いにくい事でも、第3者を介して相談する事によって、円滑にお話が進むといった事はよくあります。 

調整役がいる事で、世帯毎に打合せを進める事も可能になってきます。
お互いの気持ちを素直に話せるよう工藤工務店が“調整役”となり、ご計画に参加されるお客様の夢の実現をサポートさせていただきます。

 

2世帯住宅のメリット

お孫さんと一緒に暮らしている祖父母(親世帯)の方々は、はつらつとしている方が多いと思います。

子供世帯との暮らしの中でたくさんの刺激を受けているのかもしれません。また、お味噌汁や煮物などのいわゆる家庭の味も受け継いでいけそうです。

病気の時に親のありがたみを感じる、というお話もよく聞きます。
お子さまが急に高熱を出したり、体調が悪くなった時にも、慌てず騒がず「我が家の知恵」を授けてくれるのは、やはり親世帯の経験なのだと思います。

そういった生活の暮らしの部分だけでなく、金銭面でのメリットも忘れてはいけません。都心に近ければ近い程土地、の価格も高くなります。土地を購入して建築するとなると、その費用は莫大なものになります。
つまり、子供世帯だけでは家が建てられないことも、逆に、親世帯だけでは住宅ローンが組みにくいということも考えられます。
そんな悩みも2世帯住宅であれば、解決という訳です。

  

2世帯住宅のデメリット

生活リズムの違いに注意!

朝早く起きて、散歩をしたりのんびりと新聞を読んだりして過ごしたい親世帯のお父さん。仕事で遅い時間の帰宅でも夜更かしをして録画しておいた映画を楽しみたい子供世帯のご主人様。もちろんお風呂に入る時間も両世帯ではバラバラなはず。お休みの日の朝も、ご飯はしっかり食べる親世帯と、お昼まではのんびりしたい子供世帯。数えればキリがないほど生活リズムの違いが見つかります。そんな心配は、プランニングの段階から共有のスペースとプライベートスペースを明確にして計画を進めて行きましょう。

奥様の聖域(キッチン)に注意!

2世帯住宅の場合、子世帯のご主人様の両親となのか、奥さまの両親との同居なのかです。「奥様同士の味が合っているか」がとても重要になるからです。
奥さまのご両親との2世帯であれば、基本的には母娘の関係がありますから、キッチンの争奪戦も起こりにくいもの。味の濃い、薄い、という問題は起きにくいと思います。ご主人様のご両親との2世帯計画の場合は、建物全体のスペースの問題がなければ、できるだけキッチンは二ヶ所設置した方が無難かも知れません。最近ではミニキッチンの種類も豊富になっています。将来的な必要性を考えても、異なる階に(2階はメインキッチンで1階はサブキッチンのようなイメージです)キッチンを設置することのメリットは多いと思います。

生活費の負担に注意!

キッチンだけではなく、洗面化粧台やユニットバスなど、設備関連も2世帯住宅の場合は増える傾向が多いです。
その場合、毎日の生活で使用する「電気」や「ガス」、「水道」などのメーターも個別に取付けた方が後々良かったというお話もよくお聞きします。どちらの世帯がどれだけ使ったのかが不明瞭なため、 『身内同士だから大丈夫』 とあいまいなままにしておきますと、気まずさの原因になってしまったり、時には大きなケンカの原因にすらなってしまいます。2世帯住宅とは、2世帯同居とも言える暮らしのパターンなのですから、できるだけ事前に話し合って分担を決めておくとか、メーターを個別に分けておくなどの工夫も必要になってきます。個別にメーターを分けるためにはプラン上の形態によっても規制がありますのでプランの作成時にしっかりと担当者に伝える事と、複数設置する分だけ費用も割高になりますので、事前に費用確認を怠らない事をお勧めします。

 
 

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