№56 電気代0円の補助暖房器具

エコロジー先進国のデンマークで生まれた補助暖房器具「ソーラーウォーマー」。
パッシブな太陽光エネルギー利用のシステムをご紹介します。

構造はいたってシンプル。外壁に取り付けたソーラーパネルが太陽の熱を取り込んで、暖められた新鮮な空気を送風ファンが室内に送ります。
そのための電源もソーラーパネルが供給しますので、電気代はかかりません。
太陽が出ていさえすれば家全体の温度を約2℃もあげてくれるそうです。

 

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取り付ける場所は太陽の光をいっぱいに受ける南側に。設置は、取り付け面にパネルから室内に送風するためのダクト用の穴を開けるだけ。あとはドライバー1本でカンタンに短時間で取付けることができます。
特別なメンテナンスも必要ありません。

 

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ソーラーウォーマーの構造です。
集熱+送風+発電を一枚でこなせるパネルは、数百の細かな孔の開いたアルミパネルの外側から冷たい外気を取り込み、透明なポリカーボネート製のカバーが覆った表面で暖め室内に送るというとてもシンプルな構造です。

 

 

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室内側にはコントローラーと給気グリル。
太陽が顔を出すのと同時に部屋の中もポカポカになります。供給される空気は外気温度に比べ、午前中は約20℃も高く、午後でも5~10℃ほど高くなっていて、補助暖房としての効果大です。

 

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外部電源を一切利用しないソーラーウォーマーは、万が一電気が止まっても「自然の恵み」を使って家族と住まいを温め続けます。また、ローテクだから壊れにくいし、冷気を入れることなく換気ができる等のメリットがあります。

 

※参照ホームページ:(株)マツナガ「ソーラーウォーマー」

 

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