新居までにすること
お引っ越しまでにやらなくてはいけない事についてご説明いたします。
仮住まいへの引っ越し
新しい家で、新しい生活を始めるためには、必ず「引越し」という面倒な作業が必要になります。特に建て替えとなると、新しい家ができるまでの間、仮住まいで生活しなければならないため、「旧居→仮住まい→新居」と2度の引越しが発生します。スムーズな引越しを行うために、さまざまな作業を段取り良く進めなければなりません。
ポイントをおさえましょう
候補物件は早めに絞り込みましょう。
遅くとも引越予定日の1ヵ月前には候補物件を絞り込むのが理想的です。
希望条件が多数ある場合は、少し早めの行動開始が必要です。
条件の優先順位をはっきりさせましょう。ただし、あくまでも「仮」の住まいです。
候補物件がいつまでも空いているとは限りません。
お気に入りの物件があれば多少早くても申込みを入れ、貸主に入居時期の交渉をしてみましょう。
ポイント 4
入居申込書提出から契約開始までは、通常1〜2週間くらいです。
交渉次第で遅らせることが可能な場合があります。
保険
火災保険
一般的な「住宅火災保険」のほかに、より補償範囲の広い「住宅総合保険」があります。
「住宅総合保険」では火災以外の事故による被害も含まれ、「知らないうちに外壁が当て逃げされた」「洪水で家中が水浸しになった」というような場合も補償の対象になります。
なお、火災保険は地震による被害には対応していないため、地震保険へのご加入もお薦めしています。
いずれも家財の被害は対象外ですので、家財保険へのご加入もご検討ください。
毎月の住宅ローンの返済額は、収支のバランスを考えて設定しなければなりません。
しかし、万が一のことが起こった場合、その収支バランスが一気に崩れ、ご家族が経済的に困ることも充分に考えられます。そうした「万が一のとき」に備えておく最良の手段が生命保険です。
生命保険と言っても、死亡時だけでなく、病気やケガ、事故、それらに伴う入院など、さまざまな事態に対応しています。
新しく家を建て、住宅ローンを組んだ今だからこそ、この機会に、生命保険についてじっくりと検討してみてください。
ご入居前に設備工事を手配
新居で、新しい生活を始めるためには、通信設備などさまざまな工事を事前に済ませておかなければなりません。工事に時間がかかる場合もあるため、余裕を持って早めに工事の手配をしていきましょう。
例:エアコン、情報分電盤、電話、インターネット、TVアンテナ、ケーブルテレビ・・・
ご入居前の諸手続き
ご入居前にもさまざまな手続があります。一つ一つ確認していきながら準備を進めてまいりましょう。
仮住まいの退去日連絡
新居への引越し日を、現在住んでいる仮住まいの退去日を管理会社(または大家さん)に連絡してください。
退去日を連絡するタイミングは通常、退去日から遡って1〜2ヵ月前です。
ただし、契約先によって条件が異なりますので、契約内容を事前に確認しておきましょう。
引越し業者への連絡
仮住まいから新居への引越し日を、引越し業者に連絡してください。
仮住まいの退去日がすでに決まっているので、引越し業者との日程調整をスムーズにするためにも、可能な限り早く連絡をとることが大切です。
役所・学校などへの手続き(必要な場合)
現在お住まいの地域の役所に転出届けを提出し、転出証明書を受け取ってください。
国民健康保険に加入している方は、この時に返納します。
また引越しに伴い、お子様が転校になる場合は、在学中の学校で転校の手続きを行います。
公共設備停止・開始手続き
公共設備停止の手続き(旧居)・開始の手続き(新居)
電力会社やガス会社、水道局から届く請求書(通知)の最新のものをお手元に残して置かれると、連絡先電話番号やお客様番号が記載されているので大変便利です。
例 : 電気・ガス・水道・電話
ご入居当日に行うこと
設備使用状況の確認
引越し当日に必ず、電気、ガス、水道などのライフラインが使用可能かどうか、確認してください。